会津大学研究棟内に「Aizu Geek Dojo(会津ギーク道場)」が「スーパーグローバル大学創成支援事業(※1)」の一環として完成し、2016年8月10日(水)、その開所式が行われました。

 「Aizu Geek Dojo」は、会津大生がより一層独創的なものづくりに専念できるよう、3Dプリンタ、レーザーカッター等の様々な工作機械を備えた新しいタイプの工房です。
 「Geek(ギーク)」は、英語で「おたく」を意味します。現在はコンピュータ等の「技術系おたく」という意味合いで使われる場合が多い言葉です。「Dojo」は日本語の「道場」で、世界的に通用する言葉となっています。今回は、米国シリコンバレー(カリフォルニア州サンタクララ)にある共有ワークスペース「Hacker Dojo(ハッカー道場 ※2)」から一部名称を採り入れました。会津大学では今年5月に、学生の研修などを行う拠点「会津大学シリコンバレー拠点」を「Hacker Dojo」内に開所しています(※3)。

 開所式では、岡嶐一理事長兼学長が「工房にある道具をどう使いこなすか、新たなデザインをどう創造するか。ビジネスモデルを想定しつつ、挫折をものともせず、逞しい精神で、ものづくりに取り組んでいただきたいと思います」と学生たちを激励しました。学生代表の五十嵐太清さん(学部4年)は、「今まで自力で作るしかなかった物でも、これからはここで作成できます。ちょっとしたアイデアを形にできる空間は、大変素晴らしいと思います」と開所の喜びを述べました。

 開所式の最後には、レーザーカッターと3Dプリンタのデモンストレーションが行われました。レーザーカッターを用いて開所記念のアクリルプレートが20分ほどで完成すると、出席者からは驚きの声があがりました。

 会津大学では今後、「Aizu Geek Dojo」を学生に広く開放し、より一層活発なものづくりを進めてゆきます。

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左から五十嵐さん、岡理事長兼学長、株式会社GClue 佐々木陽 代表取締役によるテープカット(左)、開所記念プレートを手にした岡理事長兼学長(右)

※1 会津大学スーパーグローバル大学推進室
※2 Hacker Dojo:「技術系ギーク」に分類される、プログラマー、エンジニア、起業家のための共有ワークスぺース。机、椅子、コピー機等オフィスとして必要な物品、Wi-Fi接続のブロードバンド回線、さらにはリラックスするためのスポーツ用品、クッション、バーベキューセット等を完備しています。現在では様々なIT企業が集い、斬新なアイデアや製品を日々生み出しています。
※3 会津大学シリコンバレー拠点開所式