会津大学復興支援フォーラム
「ITとスマートコミュニティー」~再生可能エネルギーの飛躍的推進に向けて~ 開催!!
本日(1月13日)、会津大学では郡山市のホテルハマツにおいて、会津大学復興支援フォーラム「ITとスマートコミュニティー」を開催いたしました。
県内外から、200名の方に参加いただきました。
まずはじめに、会津大学の角山理事長から『福島県をエネルギーと情報の里へ』と題する基調講演により、福島県のエネルギー事情について紹介されました。
続いて、特別講演1として、東京大学生産技術研究所 教授 木下 健 様から、『世界の再生可能エネルギーは陸から海へ、海洋エネルギーを利用した地域復興で福島復興を!』と題するご講演をいただき、海洋エネルギーを活用した地域振興モデルについてのご提言をいただきました。
特別講演2では、日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 クラウド&スマーター・シティー事業担当 吉崎 敏文 様から『Smarter Cities~スマートな都市の実現』と題し、日本アイ・ビー・エム株式会社が取り組むクラウド及び社会インフラとITの融合による「スマーター・シティー事業」について、実例も交えながらご講演をいただきました。
最後に、ラウンドセッションが行われ、福島県の復興に向けて、最新のITを活用した、社会の新たな情報化ともいえる「スマートコミュニティー」の構築について、次の4人のプレゼンターとともに様々な意見が繰り広げられました。
◆プレゼンター
- アクセンチュア株式会社 福島イノベーションセンター長 中村 彰二朗 氏
- 日本アイ・ビー・エム株式会社 公共事業 第三事業部 Smarter City推進部長 加茂 義哉 氏
- 日本電気株式会社 新事業推進本部 本部長代理 山崎 俊太郎 氏
- 富士通株式会社 スマートシティプロジェクト推進室長 山岸 憲一 氏
◆コーディネーター
- 会津大学 理事兼産学イノベーションセンター長 岩瀬 次郎
福島県の復興計画において、再生可能エネルギーの推進は大きな柱となっております。福島県の未来を築いていくために、再生可能エネルギーについては、重要な課題であり、特に、最新のITと再生可能エネルギーを活用した、「スマートコミュニティー」の構築は必要不可欠なものと考えております。
会津大学では、「復興支援センター(仮称)」を整備することを1月6日に発表しました。 本学では、ITによって、ふくしまの未来をつなぎ、人々の絆、世界との結びつきを強め、力強い福島県の復興の歩みを支援し、豊かでうつくしい福島県を再生していくため、努力してまいります。
【基調講演】角山理事長(左)、【特別講演1】東京大学 木下教授(右)
【特別講演2】日本IBM 吉崎氏(左)、ラウンドセッションの様子(右)
[最終更新日]2012-01-13