AESは2021年11月9日、会津大学のヴィジェガス ジュリアン上級准教授(※)が主導した研究をJournal of the Audio Engineering Society (JAES)に掲載しました。
この論文は、仮想環境における音の垂直方向の位置を改善するのに、床がどのように役立っているかについて報告したものです。
論文の詳細
ジャーナル名称:Journal of the Audio Engineering Society (JAES)
論文名:The Presence of a Floor Improves Subjective Elevation Accuracy of Binaural Stimuli Created With Non-Individualized Head-Related Impulse Responses.
著者:ヴィジェガス ジュリアン (コンピュータ芸術学講座), 深澤直樹 (会津大学OB, 現在はヤマハ), アレバロ カミーロ (コンピュータ芸術学講座、博士課程学生)
掲載日:2021年11月9日
ジャーナルへのリンク:https://doi.org/10.17743/jaes.2021.0045
<Audio Engineering Society(AES)について>
AESは、オーディオ技術のみを扱う唯一の専門学会です。1948年に米国で設立されたAESは、オーディオの進歩を促進し、新しい知識や研究を広めることで、世界中のオーディオエンジニア、クリエイティブなアーティスト、科学者、学生を結びつける国際的な組織となっています。
<Journal of the Audio Engineering Society (JAES)について>
JAESは、最新のオーディオ工学の研究発表に関する論文、特集記事、AESの活動内容、セクション報告などを掲載した、AESの公式出版物です。
このJournalのcite score(ジャーナル評価指数)は2.5で、音楽分野のジャーナルではトップ5に入っています(2020年)。
Journalの詳しい情報は、右記のwebページをご覧ください https://www.aes.org/journal/
(掲載日:2021年11月24日)