会津大学とアルパイン株式会社 連携協力基本協定締結
会津大学とアルパイン株式会社は、東日本大震災からの力強い復興を支援するために、連携協力していくことに基本的な合意に至り、11月29日(木)連携協力基本協定を締結しました。
今回の会津大学とアルパインとの連携協力は、震災からの復興の歩みの中で、地域経済社会の再構築と福島県を起点とした日本の産業活性化の進展に貢献するため、学術、産業振興、人材育成分野で連携・協力していくものです。
今後、会津大学とアルパインにおいては、互いのIT、車載情報通信機器に関する知見・ノウハウを活かして、以下のテーマを柱に連携協力を進めてまいります。
- 1
- 産業振興に向けての産学官連携・人的交流の推進
- 2
- 大学発技術の実用化、ベンチャー育成に関する諸課題への対応
- 3
- IT関連産業等の人材教育・育成
具体的には、大連東軟信息学院(中国・大連にあるIT専門の単科大学)を加えた3者で留学とインターンシップを連動させたプログラムである「大連・福島の産学協同IT人材育成モデル」(DNA Project)を実施していくほか、自動車の電子化とその進化とともに重要性が高まっている車載クラウド領域における情報セキュリティ分野で、ハッキングによる脅威の分析や脆弱性の測定に関する技術開発など、双方の強みを活かした取組を進めてまいります。
記者会見に臨んだ本学の角山理事長は、「車載クラウド領域における情報セキュリティという、今後ますます大切になっていく分野で、県内企業であるアルパイン㈱と連携していくことは本当に素晴らしいことであり、こうした分野での新たなイノベーション創出が必ず福島県の復興につながると確信しております。」とアルパインとの連携協力による復興支援活動について、期待を述べました。
- プレス発表資料はこちら