2016年8月28日(日)、宮崎敏明教授(※1)と李鵬准教授(※2)のグループが、会津若松市運動公園で開催された「福島県総合防災訓練」に参加しました。宮崎教授らのグループは、「SIP国家プロジェクト(※3)」で開発を進めているレジリエント情報管理システム(RIM)をデモ展示しました。

 RIMは災害発生時、インターネットや携帯電話等が使用できない状況でも、手持ちのスマートフォン、タブレット端末を用いて、ユーザ同士で情報共有可能な環境を提供するシステムです。このデモには内堀雅雄福島県知事を始め、多数の消防防災関係者や一般市民の方々が参加しました。多くの参加者から、今後の開発や改善に対するコメントもいただきました。

 宮崎教授は、「今回のデモ展示を終え、災害発生直後の混乱期に役立つシステムであると自信を持ちました。一日も早い実用化を目指します」と今後の展望を語りました。

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屋内避難所設置訓練内でのデモ展示の様子(左)、屋外デモ展示で、内堀福島県知事に説明している様子(右)

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屋外展示

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RIMの概念図

※1 宮崎敏明教授
※2 李鵬准教授
※3 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)レジリエントな防災・減災機能の強化 (リアルタイムな災害情報の共有と利活用)研究開発計画