2016年6月29日(水)に会津大学は中国にある東北大学秦皇島分校(※)と大学間一般協定を締結しました。本学の海外の大学・研究所との連携は19か国、67校目に当たります。
中華人民共和国河北省秦皇島にある東北大学秦皇島分校は1987年設立されました。中国・東北大学は約10,000人の学生が在籍する国立大学であり、国家重点大学に指定されています。特に産学連携、イノベーション教育に力を入れております。
協定締結式は本学にて行われ、東北大学秦皇島分校から劉建昌 学長、王鳳文 制御工学学部長、馬振鶴 技術センター長らを迎え、本学の岡嶐一 理事長兼学長、程子学 副理事長兼副学長らが出席しました。
岡理事長兼学長は「優秀な留学生を受入れ、福島に対する理解を深め、地域の魅力やICT技術の発展を世界に発信したいと考えている」と挨拶しました。劉学長は「今回の協定締結により、日本と中国両国の関連技術分野において、確固たる協力基盤が構築されていくことと思います。」と式辞を述べました。調印の後には、記念品交換や写真撮影、協定趣旨の説明が行われました。
今後は、科学・学術・技術に関する情報交換、共同研究開発および製品化の推進、セミナーや学会の共催等における学生と教職員同士の交流、国際プロジェクトへの共同参加等を通じ、両大学の交流を進めていく予定です。