2021年9月15日(水)、2021年度会津大学秋季学位記授与式が行われました。コンピュータ理工学部卒業生13名、博士前期課程修了生25名、博士後期課程修了生6名、計44名に学位記が授与されました。
授与式では宮崎敏明学長が式辞において「会津大学は、建学以来、多様な学生を国内外から受け入れ、国際社会で通用するコンピュータサイエンティストや情報通信技術の高いスキルを備えたエンジニアを育成してきました。皆さんが、会津大学で最先端技術を十分に学び、豊かな自然の中で育んだ崇高な心を持って、会津から世界へ羽ばたこうとしていることを大変誇りに思います。皆さんがこれから生きていく中で、困難なことに直面することもあるでしょう。しかし、それを乗り越えるために必要なのは、従来の常識にとらわれない、皆さん自身の自由な発想と行動力です。会津大学で得た様々な知識と人間関係が、あなたの明るい未来を創る手助けになることを、強く望みます。」と述べ、巣立つ卒業生・修了生たちを激励しました。
卒業生・修了生を代表して博士後期課程修了のレ ドアン ホアンさんは、答辞において「私たちを成長させてくれた大学にお別れを言わなければならないということは辛いことであります。これから私たちは、異なる分野や立場で活躍するようになりますが、この大学が培ってきた精神と技術の礎は将来にわたって、大学の使命である、"to advance knowledge for humanity(人類の平和と繁栄のために発明・発見を行うこと)"を探求する私たちの情熱を応援し続けてくれることと堅く信じています。これから多くの困難に直面しても、私たちであれば必ず乗り越えられるはずです。」と、惜別の情と今後の展望を述べました。
学位記授与の様子
答辞を読むLE Doan Hoang(レ ドアン ホアン)さん
(掲載日:2021年9月16日)