会津大学では、6月1日(月)からWeb上で「第5回会津大学ロボットシンポジウム」を開催いたします。
本学は、2015年度から県内外の企業や研究機関等と連携してロボットに関する研究開発を進めており、2018年度からの第2期では、複数のロボットシステムをインターネット回線で結ぶことでより大きな機能を実現する「クラウドロボティクス」の技術開発を進めてきました。
この研究で重要になるのが「ロボットデータレポジトリ」("RDR"〔Robot Data Repository〕:実際のロボットから得られる大量のデータの活用)です。2019年度は、これらに基づいたソフトウェアをロボットに実装しての実験や動作の検証を行うとともに、ロボット関連技術の普及を目指して優れたエンジニアの育成事業に取り組んで参りました。
今回のシンポジウムでは、この度の新型コロナウィルス感染拡大防止のため、Virtual Space(Web上)でこれらの研究成果や取組を御紹介いたします。
皆様のアクセスをお待ちしております。
日 程:2020年6月1日(月)10:00公開
場 所:インターネットサイト「RTC-Library-FUKUSHIMA」特設ページ
httpps://rtc-fukushima.jp/ (このページにある上記バナーよりお入りください。)
発表項目:
1 2019年度会津大学のロボット研究と産学連携
2 クラウドロボティックスの実証と技術
3 クラウドロボティックスによるプラントの遠隔管理
4 ロボット・データ・リポジトリ(Robot Data Repository, RDR)
5 WRS(※)2020災害ロボット競技における会津大学の技術
6 ロボット人材育成
※WRS(World Robot Summit)は、経済産業省とNEDOが主催し、ロボットの技術やアイディアを競う競技会「World Robot Challenge(WRC)」と、ロボットの展示会「World Robot Expo(WRE)」とで構成されるイベント。2020年の大会は2021年に延期されました。