平成26年7月7日~11日(上期講座)、11月10日~11月14日(下期講座)の計10日間、会津大学において2014年度サイバー攻撃対策演習・情報セキュリティ講座を開催しました。
近年、企業等のウェブサイトやサーバーに対するサイバー攻撃が高度化・多様化しており、このような脅威に対応するための人材が不足しています。
会津大学では、このような状況を踏まえ、受講者が情報セキュリティにおける脅威と対策、サイバー攻撃と防御の手法を具体的に理解し、企業等の組織においてサイバー攻撃に対する対応策の企画、適用が可能な実践力を身につけることを目的に本講座を開催しています。
2度目の開催となる今回は、県内外の民間企業、官公庁から計29名(本学学生5名含む)が受講しました。
講義では、国内外の近年の情報セキュリティにおける最新事例や攻撃の手法、解析手法などを、経験豊富な講師陣から学びました。
演習では、普段、組織の情報を守る立場にある受講者が攻撃者の立場になり仮想サーバーを攻撃する手法を学んだ後、それらの脅威に対応するために組織として取り組むべき対策や対応の仕方についてプレゼン形式で発表しました。
講義最終日の閉講式では、復興支援センターの金子副センター長から受講者全員に修了証書を手渡しました。
本講座は、経済産業省「産学連携イノベーション促進事業」の一環として開催しています。
【参加機関】
ネットワンシステムズ株式会社(企画・運営・講師)
【関連企業】
株式会社Eyes, JAPAN(企画・運営)
株式会社シマンテック(講師・演習シナリオ・演習機器の提供)
合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワーク(講師)