2023年9月14日、福島県立会津学鳳中学校1年生約90名が3グループに分かれて来学し、宇宙情報科学研究センター(※1)長の出村裕英教授(※2)から小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」のプロジェクトについて学びました。
 出村教授からは、「はやぶさ」「はやぶさ2」のミッションがどのように行われたのか、会津大学が関わった「イトカワ」や「リュウグウ」の形を把握する研究や、「はやぶさ2」に搭載されたメイドインふくしまの技術(人工クレーターを作ったインパクタ、リチウムイオンバッテリー、パラシュート、通信機器等)などのお話しがありました。
 また、はやぶさ2を宇宙に運んだH2Aロケットの打ち上げ時の大音量の疑似体験や、立体メガネによる小惑星イトカワやリュウグウの立体視を体験しました。
 講演の前には、参加した生徒さん各自のタブレットPCで自分の名前がついた小惑星を検索したり、太陽系を3Dで理解するアトラクションがありました。
 最後に出村先生から学校で学ぶ心構えについてのアドバイスもありました。

 福島県立会津学鳳高校・中学校は、文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の指定校で、毎年会津大学での講演会や研究室や施設見学に参加しています。

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※1 宇宙情報科学研究センター
※2 出村裕英教授