キャリア形成プロジェクト始動 ―文部科学省選定―

koboshi会津大学のキャリア形成事業「プロジェクト 起き上がりKOBOSHI」が、文部科学省の「大学生の就業力育成支援事業」に選定されました。今後5年間(平成26年度まで)補助を受け、学生を社会が求める資質と実践力を兼ね備えた職業人の養成に取り組んでいきます。
入学から卒業まで一貫した就業力育成指導を行うこのプロジェクトの柱は、「職業への展望」「計画的な学修」「実践力の基盤」「就業力の確認」の4つ。
初年次から行うキャリアデザイン教育で、自らの職業観・勤労観を培い、卒業後の職業生活に基本的展望を持つこと、将来の進路に沿う適切な授業の選択を計画的に進めるための指導や助言を行います。さらには、授業で得た知識や技術がどのように活用されるかを実地体験に学び、学修を深化させるためのPBL(Project-Based Learning)、「IT体験工房」の実施やインターンシップへの参加を促していきます。
就職に必要な様々な情報のデータベース化など、ITを活用した就活支援システムの構築もプロジェクトの目玉。
「就職」から「就業」へ、卒業後の職業生活に対する支援の必要性が高まる中、会津大学は学生の就業力を総合的にサポートし、広い視野と知識を持つ技術者を育成します。

プロジェクトの名称「起き上がりKOBOSHI」は、"Knowing my Own Brightness and Opportunity to Synthesize Human Interaction for employability"の頭文字と、会津の郷土玩具「起き上がり小法師」に由来。倒れても起きあがる小法師のように強い精神力を養うことが狙い。

[最終更新日]2010-10-01