履修手続は、単位を修得するための必須の手続であり、これを怠ったり誤ったりすると、単位が認定されないことになりますので、慎重に手続を行ってください。
なお、年度ごとに履修のためのガイダンスを開催しますので、必ず出席して、具体的なガイドに従ってください。
1. フィールドの選択
1年次前期が終わるまでに「コンピュータ理工学のすすめ」等の授業を通じて、自分がどの領域に進むかを考え、2年次後期に卒業論文指導教員と相談してフィールドを選択します。変更を希望する場合には、毎学期の一定期間内に申請することができますが、卒業論文指導教員の承諾を得なければなりません。
なお、各フィールドに履修アドバイザーを置きます。また、クラス担任や卒業論文指導教員からも適宜、履修アドバイスを受けることができます。
履修アドバイザー
(2024年4月1日現在、敬称略、括弧内は電子メールアドレス)
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- トータルアドバイザー
- ベン アブダラ アブデラゼク(benab@u-aizu.ac.jp)
白 寅天 (paikic@u-aizu.ac.jp)
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- フィールド別アドバイザー
- [CS] 渡邊 曜大(yodai@u-aizu.ac.jp)、森 和好(k-mori@u-aizu.ac.jp)
- [SY] 齋藤 寛(hiroshis@u-aizu.ac.jp)、小平 行秀(kohira@u-aizu.ac.jp)
- [CN] 中村 章人(nakamura@u-aizu.ac.jp)、荊 雷(leijing@u-aizu.ac.jp)
- [IT] 成瀬 継太郎(naruse@u-aizu.ac.jp)、西村 憲(nisim@u-aizu.ac.jp)、陳 文西(wenxi@u-aizu.ac.jp)
- [SE-DE] 吉岡 廉太郎(rentaro@u-aizu.ac.jp)
2. 履修計画の策定
学生は、選択したフィールドや興味・関心に応じて、卒業までに選択する全ての科目の履修計画を策定し、日ごろから管理します。科目間のつながりに注意し、履修アドバイザー等に相談の上で、卒業に必要な128単位を目安として考えてください。 履修登録期間前の定められた期間には、特に次の学期に履修する科目に注意して履修計画を確定することが求められます。 履修計画により登録した科目は、履修調整の際の優先順位において考慮されます。
3. 履修科目の決定
上記(2)で策定した履修計画に沿って、各期にどの科目を履修するかを決めます。
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- 1年生
- いずれのフィールドを選択するとしても、基本推奨科目を履修することになります。
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- 3年生以上
- フィールドによって、履修すべき推奨科目が指定されています。履修科目はフィールドの履修モデルが基本になりますので、履修規程、シラバス、授業時間割等により適切に決定してください。
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- 共通注意事項
- (a) 標準配当年次で単位を修得するよう努めてください。
- (b) 専門教育科目については、自分の選択したフィールドの推奨科目を履修してください。
- (c) 基本推奨科目とフィールド推奨科目を履修しただけでは卒業に必要な128単位に達しませんので、注意してください。
4. 履修科目の登録
履修しようとする授業科目について、下記の要領により、指定された期日までに手続を行ってください。
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- 1年生前期
- 履修届により、学生課教務係に届けてください。(基本推奨科目以外)
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- 1年生後期以降
- 履修計画システムを用いて学生が自ら入力し、登録してください(細則については別途ガイドします)。
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- 3年生前期以降
- 履修登録の確定には指導教員の承認が必要です。
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- 共通注意事項
- (a)履修登録後、科目の追加や取消の期間が定められています。各期間終了後は原則として受け付けられませんので、不明な点は事前に学生課教務係とよく相談してください。また研究室に配属された3年生前期以降の場合は取消の際にも指導教員の承認が必要となります。
(b)基本推奨科目や英語科目等の一部は、クラスが指定されます。これらの科目については、クラスにより担当教員、教室が指定され、原則として指定されたクラス以外の履修登録は認められません。指定されたクラス以外で履修登録した場合、履修が取り消される場合があるので、注意してください。
(c)履修登録が可能な単位数の上限は、1年間56単位、各セメスター(前・後学期)28単位(自由科目、教職科目、学期授業期間外に集中講義として開講する授業科目及び卒業論文を除く)となっていますので注意してください。
5. 履修登録の確認
履修登録状況は学務システムより確認できますので、正確に登録されているか各自で点検・確認してください。
また、履修登録確定までは、履修指導上個別に呼び出すことがあります。Eメール等に注意し、見落としのないようにしてください。なお、3年生前期履修登録以降は、履修登録した内容を指導教員に承認してもらうことで登録が確定します(承認されないと登録が確定しません)。事前に履修計画を指導教員に相談し、履修登録を行った際は速やかに指導教員へ報告するとともに承認を依頼してください。支障等ある場合には学生課教務係へ早急に相談してください。
6. 履修制限
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次のような授業科目は、履修することができないので、注意してください。
(a) 登録をしていない授業科目
(b) 既に単位を修得した授業科目
(c) 授業時間が重複する授業科目
(d) 進級要件を満たしていない場合は配当年次3年以上の授業科目 -
教員数及び演習室の端末数により、定員が設けられている科目があります。フィールドの希望者の偏り等が原因で、特定の授業科目に定員を超える受講希望者があった場合は、履修人数の調整を行うことがあります。E-mail等での通知に注意してください。定員に達した授業科目については履修できませんので、他の授業科目を選んでください。
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定員を超える受講希望者があった授業科目については、担当教員の方針、標準配当年次、クラス指定、フィールド及び履修計画等を勘案して、受講生を決定します。
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1年間56単位、各セメスター(前・後学期)28単位(自由科目、教職科目、学期授業期間外に集中講義として開講する授業科目及び卒業論文を除く)を超えて履修登録することはできませんので注意してください。
7. 再履修
単位修得できなかった授業科目は、再度履修登録することができます。ただし、本学の授業科目の多くは演習付きの形態で実施されるため、演習室の収容人員の制約等から履修できなくなる場合があります。できる限り標準配当年次で履修し、単位を修得してください。
8. 履修追加
履修登録期間終了後に履修人数の調整を受けて、希望する科目の登録ができなかった場合は、定められた期間に他の科目を追加することができます。
9. 履修取消
履修登録後に、単位修得を断念する場合は、授業開始後定められた期間内に手続きを行うことで、科目の履修を取り消すことができます。
単位を修得する意思がなく、授業に出席しないままこの手続きも行わない場合は、成績評価が「F」となり不合格となることで、GPA(「試験及び成績評価(3)GPA」参照)が低下し、就職活動、奨学金申請、授業料免除申請等において不利になることがあります。