外科編
けがの種類 | けがの様子 | 自分でできる手当て | 手当ての理由や注意 |
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すり傷 | 転んだりして、皮膚が固いものにこすられた傷傷は浅くてもバイキンがつきやすい。 | 水道の水で傷口をきれいに洗う | [理由] 汚れやばいきんをおとす血管を収縮させ、血液をおさえる ※注1 カットバン むやみにはらない1日以上ははりっぱなしにしない(包帯も同じ) 理由:バイキンが増えやすい |
きり傷 | ナイフやガラスなど鋭いものによって切られた傷深い時は筋肉、すじ、神経を切っていることもある。 |
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鼻血 | 鼻の入口から1~1.5cm奧には血管がたくさん集まっていて、とても傷つきやすい。鼻をほじったり、のぼせたりするとたくさんの血が出る。 |
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※注1 血が口の中に入ったら飲み込まず出す 理由:吐くことがある ※注2 ガーゼなどの栓をするときは大きめにし、先を少し出しておく ※注3 ×首の後ろをたたく ×上を向く 絶対にやらない |
打撲(うちみ) | 打ったりして、皮膚や皮膚の下の血管や筋肉が傷つき、内出血してはれたり、青く色が変わったりする |
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[理由]
包帯を巻いてもらい、けがしたところをしめておく(圧迫) 理由:「はれ」を抑える、動かないように固定する ※注2
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ねんざ | 足や手の関節をひねったり、無理に動かしたりしたために、関節をつつんだり、支えたりしているすじ・筋肉・血管が引き伸ばされたり、切れてしまっている | ||
つき指 | 指先をついたりして、指の関節が急に強く曲げられ、この関節を伸ばすすじが切れて、指が伸びなくなる | ||
やけど | 熱いものがふれて皮膚がとけている 第1度 赤くなる (ヒリヒリする) 第2度 水ぶくれ 第3度 こげるようなやけど ※第2度:範囲が広いときは病院へ行こう ※第3度:冷やしながらすぐ病院へ行こう |
できるだけ早く水で冷やす(30分くらい) 水道水を出しっぱなしにするが、直接傷に当たらないようにする 理由:
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※注1 服の上からのやけどは、服を着たまま冷やす 理由:無理に脱ぐと皮膚も一緒にはがれる ※注2 水ぶくれはつぶさない 理由:つぶすとそこからバイキンが入る ※注3 みそ・しょう油・アロエなんこうをぬるのはダメ |
内科編
症状の種類 | 症状 | 自分でできる手当て | 手当ての理由や注意 |
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頭痛 |
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[理由]
鎮痛剤は一時的に痛みをおさえるだけで原因の解決にはならない ※割れるような痛みや手足がしびれる場合は医師の診察を受けよう |
発熱 |
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[理由]
解熱剤は一時的に熱を下げるだけ ※微熱が続く、いきなり高熱が出た、嘔吐がある場合は医師の診察を受けよう |
腹痛 |
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[理由] お腹をしめつけると痛みが増す ※激しい痛み、嘔吐、下血、お腹が固い場合は医師の診察を受けよう |
便秘 |
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[理由] 腸の動きが活発になるように刺激する ※正常な排便のためには消化されない繊維質が必要 |