会津三十三観音札所巡り(第六日)

〜 会津盆地を歩く(平成十六年) 〜

平成十六年十一月二十三日

本日のルート: 南原バス停→国道118号県道23号左下観音堂県道23号県道131号県道131号県道23号相川観音堂県道23号・72号高倉観音堂県道72号県道128号県道23号領家観音堂富岡観音堂県道128号旧道県道128号国道401号→冑バス停
天候は晴れ.少し寒いかな.最初のころから比べると寒くなってきたと思う.07:35 にバスターミナル発のバスに乗り,08:06 に南原バス停に到着.そこか ら左下観音へ向かう.県道23号線に入るとすぐに会津鉄道を渡り,続いて阿賀 川を渡る.すると会津若松市から会津本郷町へと代わる.空気は寒いが,太陽 にあたっていると多少は暖かい.
しばらく歩くと,左手に堅木洞穴とういものがあった. xxx
08:50 頃,左手に稲荷神社がある.所在地は.堀滝のようだ.石仏もあった. 右から,金毘羅山,古峯神社,辮才尊天,そして湯殿山が四つある.奥の方にあるのものは, もしかしたら「水神」かも.
グーグルを使って site:www.fks.ed.jp "堀滝"で検索.
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第二十一番
左下山
観音寺
聖観世音
左下
yy08:52 に21番札所左下観音の入口に到着(場所).10分程歩くと,観音堂に到着.京都の清水寺のような作りになっている. 御詠歌にあるように,これを懸造り(かけづくり)と言うらしい.
落葉がたくさんあるので,すべる可能性がある.特に下る時には,注意をするべきだった.
御朱印を頂くために壇家さまを伺い,おばあさんと話しをさせて頂く.干して いた味噌豆,芋の茎などを教えて頂く.09:35 に次の札所へ出発. ぽかぽかしてきもちよい.青空.

この左下観音は弘法大師が開山したとも伝えられているらしい.ちなみに, 恵隆寺の立木観音も弘法大師が彫ったと言われているらしい. あと, 福満虚空蔵尊は弘法大師作とも言われているらしい.
さくだりは いわにそびえて かけづくり
いつもたえせぬ みねのまつかぜ
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観音堂から写真を撮る.本郷の街,ごみ焼却処理施設(煙が上がっている),会津ドーム体育館,さらには大川(阿賀川)がはっきりと見える. 焼却場の煙の右の山が向羽黒山.
観音堂の解説と看板. xxx
観音堂入口に,辮才尊天の石仏があった.辮才天は,水の神様なわけだが,た しかに,大門のすこし裏に大川があるな. x
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第二十四番
日当山
日輪寺
十一面観世音
関山
yy関山に行く途中でも,飯豊連峰が見える.飯豊連峰の下に雲があるようだ.10:22 に関山観音堂に到着.ただ,工事中のため,観音堂へは行けなかった. 近所の方に御朱印の頂けるお宅を聞く.そのお宅に行くと,その家には子ども だけがいた.小学校三年位の男の子が御朱印をくださった.きちんと対応をし てくれて大変ありがたい.ちなみに,関山の御朱印をくださる家は,去年とは 違った.10:35 に相川観音堂へ向け出発.

順番通りにいくつもりだったのだが,関山は二十四番だった. 左下は二十一番であり,相川が二十二番,高倉が二十三番である.
ちるはなを とむるひだまの せきのやま
くもおりのぼる みちはひとすじ
左:観音堂まで行けない旨が書かれている掲示板. 右.奥の方に,掲示板がある.そこで参拝して欲しいとのことだった. xx
関山の地と関山観音堂の解説板. xx
観音堂の階段の手前にあった廿三夜供養塔. 「十月大吉日」「天明六午歳」(1786年)「関山/上小松/講中」とある.上の解説板によれば,上小松は,寛永十八年(1641年)に関山に合併した村.
ここの10番にも写真あり
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第二十二番
空窪山
自福寺
十一面観世音
相川
yy11:15 に相川観音堂に到着.御朱印を頂こうとしたが, そのお宅は不在のようだった(後日頂く(12月4日)).11:18 観音堂の後ろにいくつか石仏があった.

11:27 に高倉へ向かう.
あさひさす ゆうひかがやく あいかわの
つきもろともに いづるみたらし
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相川観音堂にある石仏.右から題目塔(妙法華経塔,享保七年稔壬寅),飯豊山 (文政十三寅年四月吉日),湯殿山(寛政十二年庚申八月吉日),二十三夜供隷 (養)(安永四乙未天,三月二十三日),地蔵尊,湯殿山(文化七年六月吉日庚午), 湯殿山(享保十九年申寅八月八日). x
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題目塔1番飯豊山1番湯殿山10番二十三夜塔6番地蔵尊18番湯殿山15番湯殿山1番
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第二十三番
高倉山
圓通寺
十一面観世音
高倉
yy高倉観音は,相川の部落を出れば,すぐにみることができる.山の中腹にある からね(丸山という山のようだ).11:50 に丸山のふもとに到着.11:55 に高倉 観音堂に到着.12:12 に円通寺に着くが,人がいないようなので,御朱印を頂 くことはあきらめ,これからでて次へ(後日頂いた).
たかくらは たからをつみし やまなれば
ひとのねがいも みつるたかくら
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左から巳待塔(享和二年,2番),湯殿山(宝暦五年,湯殿山4番),二十三夜供養塔(天明三発卯年十月大吉日,9番) . 本郷のページからだと大八郷というところに あることになっている. x
観音堂解説 x
鳳凰地蔵尊とその解説.南北朝のものらしい.12 番 xx
高倉観音のある丸山を裏から撮る.かなり削られている. 山の半分がない感じ. x
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第二十五番
延命山
常楽寺
十一面観世音
領家
yy13:08 領家に到着.領家でも御朱印を頂けずもらえず(後日頂いた).13:17 に 富岡へ向かう.しかしながら,次の富岡でももらえないことは分かっているの で,4つ連続もらえないことに...(富岡は龍興寺で御朱印を頂ける)
あさひさす ゆうひかがやく りょういけの
だいひのひかり ありあけのつき
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領家に着く手前の信号のところに富岡の看板があったので,それをデジカメで 撮る(13:03頃). x
奉納されている絵馬と石柱.芦牧温泉の人が奉納しているようだな. xxx
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第二十六番
日用山
福生寺
十一面観世音
富岡
yy領家観音堂から5分ほどで富岡観音堂へ到着.おばちゃんのグループが参拝し ていた.マイクロバスで巡礼をしていた.ぽかぽか暖かい.

今日の参拝は,ここで終了.ただ,次の札所である大岩の近くまで 歩きたいと考える.西本簡易郵便局近くの胄バス停まで歩くことにする.
観音堂に奉納されている絵馬と山門.観音堂の左隣の墓地のところに,巳待供 養塔や,湯殿山,二十三夜供養塔もあるが,墓地なので,写真はとらず. xxx
県道128号線を途中から旧道に入る(県道128号線自体がバイパスのようなもの なので,通った順路は直線).二十三夜塔,湯殿山があった.そこにいたおば あさんがいたので喋るが,やはりそれは集めたらしい.長福寺のちょっと手前 だったと記憶している(場所). x
部落からはずれたところに,たくさん石仏がある. 場所は,たしか, このあたりと思う. 天気は快晴. xxx
14:35 に胄バス停留所に到着.胄を14:40 に発つバスに乗る.会津若松駅前の バスターミナル 15:30 に着く. x

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