構想実現に向けて

スーパーグローバル大学構想の概要

本学では、「『心・技・体』三位一体による世界で活躍する革新的ICT人材の育成」を掲げ、スーパーグローバル大学事業を推進しています。
コンセプトとした『心』『技』『体』にはそれぞれ、本学での事業指針として以下のような思いが込められています。

「心(創業の志)」

ICTイノベーションによる世界へはばたく創業の志を確立します。

学生が主体的に柔軟な学習プロセスを設計するとともに、アメリカ・欧州・中国・東南アジアを含むグローバル企業やベンチャーでの職業体験を含む実践的教育システムの構築を推進します。これにより、学生は、豊かな発想と多文化環境に馴染み、技術革新やベンチャーを起こし、地域と世界に貢献する夢を持つことができます。
また、会津の歴史文化や福島復興ビジョンを学び、地域アイデンティティを醸成し、それらを活かした世界への展開力を身に付けていきます。

「技(優れた技術力)」

競争力の強いICT設計・開発・活用力を養成します。

既存の教育システムならびにカリキュラムの再構築を行っていきます。
国際的にも強い競争力をもつ人材の輩出を目指し、コンピュータ理工学の基礎知識、最先端の研究領域知識、および高度な実践力とICTスキルを効果的に身につけられる環境の実現を目指します。
また、学生は、国内外の技術者と一緒に復興プロジェクトに参画することにより、グローバルPBL(Project-based Learning)を通じて「技術開拓者」として成長していきます。

「体(国際適応力)」

学生の多文化環境における適応・調整・統合力を育成します。

学生が多文化環境への適応力を磨ける場を形成していきます。
卒業論文の英語化や、学内会議のバイリンガル化がすでに完了しており、さらに講義の英語化の比重を高めています。10数カ国出身の教授陣およびその家族との交流会、学生主催の英語討論会、職員向け英語クラスの開設など、キャンパス国際化による多文化体験環境を構築していきます。

基本プログラムと特別プログラム

スーパーグローバル大学事業構想実現に向けて、本学では4つのプログラムを基本柱として改革を進めています。
また教職員提案型の特別プログラムの枠組みも設け、教育と管理の現場に潜在する問題の抽出、改善や基本プログラムの補完・充足の役割を担わせています。
さらに、学生の主体的な参加を促進するために「課外活動参加に対する評価制度」も制定しています。

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会津大学 ロジックモデル

本事業が目指す姿と育成する学生像、それを達成するためのプロセスを分かりやすく体系化したものを「会津大学ロジックモデル」として公表しています。

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