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2016年06月06日
平成28年5月17日(日本時間18日)、米カリフォルニア州マウンテンビューに会津大学シリコンバレー拠点を開所いたしました。(写真参照)
開所式では、ハッカー道場の特徴でもある「発想の場・出会いの場」にふさわしく、メンバーシップを持ったベンチャー企業家やイノベーターが集まり、その自由闊達の雰囲気中で、本学からの出席者により、会津大学の取り込みを紹介し、拠点への学生派遣に対する協力をお願いしました。その後,ハッカー道場における研究・開発環境や雰囲気についての情報・意見交換会が行われました。(写真参照)
本学では、今後この海外拠点を活用し、海外研修プログラムや遠隔授業の実施のほか、本学に関する情報の発信や近隣の大学との交流・連携の拡大を図っていく予定です。この拠点には、現地の日本人技術者をマネジャーとして配置しており、学生のインターンシップの指導や情報収集・発信等を行っていきます。
岡嶐一理事長兼学長の海外拠点開所にあたっての所感は次のとおりです。
「国際社会で活躍できる人材の育成に取り組んでいる本学にとって、最先端の技術や人材が集まるこの地に教育研修拠点を開所した意義は極めて大きく、本学の更なる飛躍に向けた新たな一歩になると確信している。」
スーパーグローバル推進室では、今年の一月から、投資家や起業家、研究者が出入りする施設「ハッカー道場」内に準備室を設置し、開設の準備を行ってまいりました。
このハッカー道場では、昨年9月に2週間にわたりシリコンバレー研修を実施しました。この研修には、4名の本学学生及び1名のOBが参加し、ソフトウェアとハードウェアを融合し、IoT(Internet of Things)に関連したプロトタイピング開発を中心に行い、開発した製品の発表会も行いました。また、スタンフォード大学や有名企業・各種施設やスタートアップや投資会社への訪問等も行いました。この経験を踏まえ、今年以降10名程度の学生を毎年派遣していく予定です。スーパーグローバル推進室では、学生が世界最先端のICT(情報通信技術)産業の集積地に渡って実際にものづくりを学び研究成果を発信する活動を、今後も支援していきます。