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2020年03月23日
今年度3月に予定していた中国・大連での事業開発プロジェクト(SOVO)は、新型コロナウイルスによる海外渡航制限の影響をふまえ中止とし、
希望者には学内での代替プロジェクトという形で実施されました。
プロジェクトは2週間の短縮プログラムとし、大連でも実施予定だったAIカーの自動運転についての講義と実習、さらに「その機能を社会で役立てるには?」というテーマでビジネスアイディアの作成を行いました。
*「大連事業開発プロジェクト(SOVO)」は、株式会社会津ゼネラルホールディングスの支援のもと実施されています。
プロジェクト参加者8名が集まり、自己紹介とチームビルディングを行いました。参加者は3つのチームに分かれて活動することになりました。
オリエンテーションでは、本学卒業生で現在会津ゼネラルホールディングスに勤める木伏様から学生に向けて、激励の言葉がかけられました。
その後、参加者は場所をAizu Geek Dojoに移し、作業で使うレーザーカッターの講習会を受けました。
プロジェクト前半はAIカー、Jetson Nanoの基本構造や使い方を理解するところからスタートしました。
まずAIカーにアクリル板で土台を作成し、Jetson Nano・カメラ・各種インターフェースを取り付けました。またJetson Nanoとラジコンを接続し、Jetsonの命令を受けてラジコンを操作できるように設定していきます。
さらに、Jetson NanoにOSをインストールし、そのOSを使ってAIに必要な各種ソフトウエアの設定や、ソフトウエアの使い方を学びました。
AIカーの基本のしくみを理解したあとは、いよいよ実践です。
この日は体育館に敷かれたコースシートの上でAIカーを走らせ、走行コースを学習させる実習を行いました。
AIカーに取り付けられたカメラで車体周辺の景色を撮影し、目標となる対象の位置とその時のアクセル・ハンドルの曲がり具合を学習します。
1周のコースを安定して自動走行するために必要な静止画の枚数は、約1万枚~2万枚にも及びます。
AIに学習させるためのラジコンカーの操縦も学生自身が行います。一度に1万枚以上の静止画を収めるにはコースを約10周走らせる必要があり、操縦を担当した学生の目は真剣そのもの。
コーナーを曲がり切れるようにスピードを調整したり、くねくねと曲がった道でもはみ出さずに走れるように、集中してAIカーを走らせていました。
最終日のプレゼンテーションが間近にせまったこの日は、各チーム学習させたコースを自動走行するAIカーの機能を利用した企画立案と試作の段階に入っていました。
課題レポートや、押印してもらいたい書類の持ち運びの手間を省く、「ラジメール」を考案したチーム。
片方の部屋から、曲がり角を曲がった先にあるもう一方の部屋までAIカーに書類を乗せて走らせ、受け取りポストに入るように設計しました。
受け取りポストに書類がきちんと収まるよう、AIカーに取り付ける書類提出BOXの機構を試行錯誤していました。
こちらは、1人でのジョギングが手ぶらで、楽しくできる「ジョギングAIカー」を考案したチーム。
一定の速度で走るペースメーカーの役割をAIカーが果たし、ランナーがAIカーから離れすぎた時にお知らせするLEDライトや、ドリンクホルダーを車体につけるなど、細かな工夫を盛り込みました。
Aizu Geek Dojoで提供されている材料を活用しながら、ドリンクホルダーを手作りしていました。
日本の"おもてなし精神"に着目して、「道案内AIカー」を考案したこちらのチーム。
AIカーにテンキーボードを搭載し、あらかじめ設定した番号を押すことで、行きたい部屋まで案内してくれるよう設計しました。
室内での実験を重ねる中で、昼と夜での光の当たり方の違いから夜は思うような自動走行ができないこともあり、AIに学習させるためのラジコンカー走行は数時間にも渡りました。
3月13日(金)会津大学体育館にて、2週間の集大成となるプロジェクトの成果発表会を実施しました。
まず1チームずつ自動走行でのタイムトライアルを行いました。2週間のうちに参加者の操縦技術も上達し、よりコーナリングの精度が高く、速いスピードで走るAIカーの姿が見られました。
一番速いタイムが読み上げられると、見学者からは歓声と拍手が起こりました。
タイムトライアルの順位を決めた後は、2台ずつの決勝レースを行い、最後に3台同時でのエキシビションマッチも行いました。
各チーム、企画の背景から実装方法、検証まで、動画を交えたプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーション後は見学者や他チームの学生からの鋭い質問や意見交換にも応え、充実した発表となりました。