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2019年10月30日
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会津大学では、シリコンバレーに学生を派遣し、現地のエンジニアと交流して
世界最先端の技術に触れるインターンシッププログラムの機会を提供しています。
このシリーズでは、2019年度の参加者が本プログラムを通じて何を獲得し、
何を感じたかをインタビュー形式で紹介します。
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山田さんはAizu Geek DojoのSA(Student Assistant)として活動しながら、自分でハッカソン等の
イベントにも積極的に参加し、開発活動に励む学部2年生です。
シリコンバレーでは、厳しい競争を生き抜いてきた現地エンジニアの雰囲気を感じ、
刺激を得たいという山田さんですが、2週間の現地研修を経てどのようなことを感じたのでしょうか。
△Hacker Dojoでの集合写真。右から3人目が山田さん。
これまではWeb系の開発経験が中心でしたが、今回はハードウェア開発に時間をかけることができました。
休日の自由時間もHacker Dojoにこもってできるだけ開発を進めました。
プレゼンテーションでの自己紹介が印象に残ったらしく、現地のエンジニアがたくさん声をかけてくれ、話をできたのがよかったです。
日本から持参した基盤が輸送中に壊れてしまったようで、開発中に作業が難航することがありました。
そんな時、Web系の開発ならエラー要因の予測がつくものの、ハードウェアは要因が見つけづらく、改善に苦労しました。
現地企業でシリコンバレーの成り立ちや現在のトレンド、システム開発の哲学について話を聞けたことです。
ものづくりには"What(何を作るか)"、"Why(なぜ、何のために作るか)"、"How(どうやって作るか)" という要素があり、
良いプログラマーに必要なのはこのうち2つの要素を併せ持っていることであるというお話を聞きました。
自分は"How"が強いので、もう1つの強みを今後見つけていくとよいとアドバイスをもらいました。
「シリコンバレーは優秀なエンジニアが集結している場所」というイメージがあり若干緊張していましたが、
現地の方々とは気さくに話しができ、思ったよりも自分にとっては親しみやすい環境だったと感じました。
「将来は海外で働きたい」という気持ちがあり、自分がシリコンバレーで働く姿をイメージしながら研修に参加してきましたが、
シリコンバレーでしかできないことと、シリコンバレーでなくてもできることがあると分かったので、
もっと他の国にも視野を広げたり、日本の企業にも目を向けたりしながら将来について考えていきたいと思うようになりました。
このような考え方に至ったのも、現地で見聞きしながらシリコンバレーの雰囲気を味わえたことが大きかったと思います。
今回の研修で出会えた仲間と一緒にハッカソン等にチャレンジしたり、東京の企業でインターンシップを経験したり、
学外での活動にさらに力を入れていきたいです。
また次は中国・深圳に行って、開発に使う電子部品を直接調達してみたいです。
そこでさらに将来に向けて視野を広げることができると思っています。
シリコンバレーインターンシップ参加者はこの後11月から行われる日本最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN 2019」への出展に向けて、
現地での開発の成果をまとめています。彼らの今後の活躍にもぜひ注目してください!