学部 <2022年度以降入学者用>

 学士課程のカリキュラムは、ディプロマ・ポリシーで規定される3つの観点(モチベーション、コンピテンシー、スキル)を満たすように編成されている。教育内容・方法と学修成果の評価方法は科目群または科目ごとに個別に定める。科目群は、教養科目、外国語科目、専門基礎科目、専門科目、実践科目、卒業論文の6つで構成されている。
また、教員免許取得に必要な教職科目や、課外プロジェクト等の自由単位科目も設置する。

教養科目

人文・社会 (HS)
哲学、文学、心理学、経済学、法学、論理学、保健体育理論などの人文社会関係科目のうちから、4科目以上を履修する。それによって、コンピュータ理工学の知識だけでなく、幅広い教養知識に基づいて主体的に学び続けることのできる、人間性豊かな社会人の育成をめざした教育を行う。
健康・スポーツ科学 (SS)
基本推奨科目である健康・スポーツ科学科目を履修することを通じて、健康で豊かな社会生活を維持するための能力と習慣が身につくよう教育を行う。

外国語科目

異文化理解
母国語以外の言語学習を通し、多面的な視点の存在に気づき、意志疎通をスムーズに行うために文化の違いを配慮できる人材を育成することを目指す教育を行う。
英語科目 (EN)
1,2 年次での大学教育で必要な英語の四技能(Reading, Listening, Writing, Speaking)タスクを中心とした教育、並びに3,4年次でのコンピュータ理工学分野で英語を使用することを奨励する教育を通し、英語の文書を読み、国際的に通用する形式で研究論文を書き、英語で自分の意見を伝え、研究内容を口頭で発表・質疑応答をすること、そして職場での日々の英語による意思疎通を的確に行うことを目指す教育を行う。
日本語科目 (JP)(ICTグローバルプログラム入試による入学者対象)
基本的な四技能(読む、聞く、書く、話す)を使用し、コミュニケーション能力を向上させるためにタスクを中心とした日本語教育を行う。1年次では、基本的な文法や表現を学び、日本人とのコミュニケーションを通じて日本語のみならず日本文化を理解するように促す。2年次では、敬語などを含めた上級及びビジネスレベルの日本語を学び、ディスカッションなどを通じて対話力を伸ばし、ひいては日本での就職を目指せる教育を行う。

専門基礎科目

数学関連科目 (MA)
線形代数学、微積分学を基本的な講義演習を通して学び、数学の計算原理を理解した人材の育成をめざした教育を行う。さらに発展した内容として、確率統計学ではデータの整理と解析をする具体的能力を身につけるための教育を行う。また、専門科目で必要な基礎知識として、フーリエ解析などの高度な数理能力も養う。このような学習を通して論理的な思考力や客観的判断力を養い、コンピュータ理工学の専門科目での応用に向けた教育を行う。
自然科学関連科目 (NS)
力学、電磁気学を基本的な講義演習を通して学び、物理の自然法則を理解した人材の育成をめざした教育を行う。また、専門科目で必要な知識として、量子力学や半導体デバイスなどの高度な知識も学ぶ。このような学習を通して論理的な思考力や客観的判断力を養い、コンピュータ理工学の専門科目での応用に向けた教育を行う。
コンピュータ基礎関連科目 (LI)

コンピュータ基礎関連科目では、コンピュータサイエンティスト・コンピュータエンジニアとして必要不可欠なコンピュータの基本的な使用方法(リテラシー)とハードウェアとソフトウェアの基本知識を学ぶ。また、現代のコンピュータ社会においてコンピュータが活用されている応用事例や、コンピュータを活用する上で理解すべき情報倫理や情報セキュリティに関する教育も行う。

プログラミング関連科目 (PL)

プログラミング関連科目では、基礎的なプログラム作成・実行方法から始め、高度なプログラムを作成するための知識とスキルを養う教育を行う。また、C言語やJAVA といった複数のプログラミング言語を学ぶことで、言語による文法の違いを認識し、新しいプログラミング言語を習得するためのスキルを養う教育を行う。

コンピュータ理工学基礎関連科目 (FU)

コンピュータ理工学基礎関連科目では、コンピュータ理工学において必要なコンピュータ技術とソフトウェアに関連した基礎的な内容を学習し、専門基礎科目から専門科目へと橋渡しをするための教育を行う。具体的には、コンピュータを構築するための基本的な理論としてのコンピュータアーキテクチャ論やオペレーティングシステム論などの科目、コンピュータで情報を表現・分析するための基本的な理論としての離散系論や情報理論と圧縮などの科目、さらには、コンピュータで現実の問題を効率的に解決するための基本的な理論としての言語処理系論などの科目を学ぶ。

専門科目

コンピュータシステム関連科目 (SY)

新しいコンピュータシステムの設計や構築ができる人材を育てるために、コンピュータ理工学基礎関連科目で学習したコンピュータの構成と動作原理を踏まえ、ハードウェアやソフトウェアに関する下記の基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (1) ディジタル集積回路設計:論理回路設計、レイアウト設計(2) アナログ集積回路設計:電気・電子回路、インターフェイス集積回路(3) 応用:組込みシステム設計、並列システム

コンピュータネットワーク関連科目 (CN)

ネットワーク社会で活躍できるネットワーク技術者、システムエンジニアを育成するために、コンピュータネットワークやネットワークプログラミングに関する下記の基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (1) ネットワークの基礎知識:インターネットの構成、ネットワークモデル、プロトコル、通信システム (2) ネットワークプログラミング技術: ソケットプログラミング、Web プログラミング、アプリケーションの作成 (3) ネットワーク運用・管理:ネットワークの設計、構成、監視、管理、性能解析 (4) 各種のネットワーク: マルチメディアネットワーク、モバイルネットワーク、ネットワークセキュリティ

アプリケーション関連科目 (IT)
ビジネスや医療、教育、環境、宇宙開発などのさまざまな分野でコンピュータを応用できる人材を育てるため、情報解析、情報利用に関する基礎知識と、それを実問題に応用するスキルを養う教育を行う。音響音声及び画像などのディジタル信号処理、自然言語処理、機械学習、仮想現実とヒューマンインターフェース、コンピュータグラフィックス、ロボティクスを制御、といったICT応用分野に関する教育を行う。
ソフトウェアエンジニアリング関連科目(SE)
大規模化、複雑化した現代のソフトウェア開発に適応できる、ソフトウェア工学の基本的な手法、 技術、ツールの知識を身につけた技術者の育成をめざす。さらに、それらを現実世界で応用できる能力を身につけるため、開発プロセス、プロジェクト管理、チーム作業などについての基本的な知識と実践的な演習を交えた教育を行う。 ソフトウェアが利用される分野は多岐にわたり、その開発においては、対象分野・環境を分析し理解することが欠かせない。また、顧客やユーザと対話し要望を聞き取る技術、競合する要求を満たしながら設計を行う技術、時間や費用の折り合いを付ける技術などを駆使する必要がある。これらの制約の下で高い品質と価値のソフトウェアを開発するための実践経験が得られる教育を行う。
その他の科目(OT)
産学連携教育による幅広い知識の学習、トップダウン教育、課題解決型学習(PBL)、といった理念に基づく少人数の演習型講義を通して、コミュニケーション能力、チームで働く能力、主体的な学習・企画能力、起業・企業知識、ベンチャー精神などを養う。また、キャリアデザイン教育を通して、社会人として必要とされる基礎力を養う。

実践科目

実践科目では、他科目で学んだ知識を組み合わせて活用する実践的演習を通して、知識の定着を図るとともに応用力と実践力を養う教育を行う。

卒業論文

それまでに習得した基礎知識・専門知識を応用し実践する必修科目として位置づけ、英語による執筆と最終発表を行う。指導教員と共に問題を探索・設定して自ら解決する機会であり、科学者・技術者の総合的能力を養う。具体的には、論理構成能力、英語による基礎的な職務遂行能力、研究者・ 技術者倫理、主体的に学び環境に合わせて自ら成長していく姿勢などを身につける。

教職に関する科目

中学校教諭一種・数学、高等学校教諭一種・数学、高等学校教諭一種・情報の免許が取得可能なカリキュラムを提供する。

対応表

ディプロマ・ポリシー, カリキュラム・ポリシー対応表 (学部)

学部 <2021年度以前入学者用>

 学士課程のカリキュラムは、ディプロマ・ポリシーで規定される3つの観点(モチベーション、コンピテンシー、スキル)を満たすように編成されている。教育内容・方法と学修成果の評価方法は科目群または科目ごとに個別に定める。科目群は、教養科目、外国語科目、専門基礎科目、専門科目、卒業論文の5つで構成されている。
また、教員免許取得に必要な教職科目や、課外プロジェクト等の自由単位科目も設置する。

教養科目

人文・社会 (HS)
哲学、文学、心理学、経済学、法学、論理学、保健体育理論などの人文社会関係科目のうちから、4科目以上を履修する。それによって、コンピュータ理工学の知識だけでなく、幅広い教養知識に基づいて主体的に学び続けることのできる、人間性豊かな社会人の育成をめざした教育を行う。
健康・スポーツ科学 (SS)
基本推奨科目である健康・スポーツ科学科目を履修することを通じて、健康で豊かな社会生活を維持するための能力と習慣が身につくよう教育を行う。

外国語科目

異文化理解
母国語以外の言語学習を通し、多面的な視点の存在に気づき、意志疎通をスムーズに行うために文化の違いを配慮できる人材を育成することを目指す教育を行う。
英語科目 (EN)
1,2 年次での大学教育で必要な英語の四技能(Reading, Listening, Writing, Speaking)タスクを中心とした教育、並びに3,4年次でのコンピュータ理工学分野で英語を使用することを奨励する教育を通し、英語の文書を読み、国際的に通用する形式で研究論文を書き、英語で自分の意見を伝え、研究内容を口頭で発表・質疑応答をすること、そして職場での日々の英語による意思疎通を的確に行うことを目指す教育を行う。
日本語科目 (JP)(ICTグローバルプログラム入試による入学者対象)
基本的な四技能(読む、聞く、書く、話す)を使用し、コミュニケーション能力を向上させるためにタスクを中心とした日本語教育を行う。1年次では、基本的な文法や表現を学び、日本人とのコミュニケーションを通じて日本語のみならず日本文化を理解するように促す。2年次では、敬語などを含めた上級及びビジネスレベルの日本語を学び、ディスカッションなどを通じて対話力を伸ばし、ひいては日本での就職を目指せる教育を行う。

専門基礎科目

数学関連科目 (MA)
線形代数学、微積分学を基本的な講義演習を通して学び、数学の計算原理を理解した人材の育成をめざした教育を行う。さらに発展した内容として、確率統計学ではデータの整理と解析をする具体的能力を身につけるための教育を行う。また、専門科目で必要な基礎知識として、フーリエ解析などの高度な数理能力も養う。このような学習を通して論理的な思考力や客観的判断力を養い、コンピュータ理工学の専門科目での応用に向けた教育を行う。
自然科学関連科目 (NS)
力学、電磁気学を基本的な講義演習を通して学び、物理の自然法則を理解した人材の育成をめざした教育を行う。また、専門科目で必要な知識として、量子力学や半導体デバイスなどの高度な知識も学ぶ。このような学習を通して論理的な思考力や客観的判断力を養い、コンピュータ理工学の専門科目での応用に向けた教育を行う。
コンピュータ基礎関連科目 (LI)
コンピュータ基礎関連科目では、コンピュータサイエンティスト・コンピュータエンジニアとして必要不可欠なコンピュータの基本的な使用方法(リテラシー)とハードウェアとソフトウェアの基本知識を学ぶ。また、現代のコンピュータ社会においてコンピュータが活用されている応用事例や、コンピュータを活用する上で理解すべき情報倫理や情報セキュリティに関する教育も行う。
プログラミング関連科目 (PL)
プログラミング関連科目では、基礎的なプログラム作成・実行方法から始め、高度なプログラムを作成するための知識とスキルを養う教育を行う。また、C言語やJAVA といった複数のプログラミング言語を学ぶことで、言語による文法の違いを認識し、新しいプログラミング言語を習得するためのスキルを養う教育を行う。
コンピュータ理工学基礎関連科目 (FU)
コンピュータ理工学基礎関連科目では、コンピュータ理工学において必要なコンピュータ技術とソフトウェアに関連した基礎的な内容を学習し、専門基礎科目から専門科目へと橋渡しをするための教育を行う。具体的には、コンピュータを構築するための基本的な理論としてのコンピュータアーキテクチャ論やオペレーティングシステム論などの科目、コンピュータで情報を表現・分析するための基本的な理論としての離散系論や情報理論と圧縮などの科目、さらには、コンピュータで現実の問題を効率的に解決するための基本的な理論としての言語処理系論などの科目を学ぶ。

専門科目

コンピュータシステム関連科目 (SY)
新しいコンピュータシステムの設計や構築ができる人材を育てるために、コンピュータ理工学基礎関連科目で学習したコンピュータの構成と動作原理を踏まえ、ハードウェアやソフトウェアに関する下記の基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (1) ディジタル集積回路設計:論理回路設計、レイアウト設計 (2) アナログ集積回路設計:電気・電子回路、インターフェイス集積回路 (3) 応用:組込みシステム設計、並列システム
コンピュータネットワーク関連科目 (CN)
ネットワーク社会で活躍できるネットワーク技術者、システムエンジニアを育成するために、コンピュータネットワークやネットワークプログラミングに関する下記の基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (1) ネットワークの基礎知識:インターネットの構成、ネットワークモデル、プロトコル、通信システム (2) ネットワークプログラミング技術: ソケットプログラミング、Web プログラミング、アプリケーションの作成 (3) ネットワーク運用・管理:ネットワークの設計、構成、監視、管理、性能解析 (4) 各種のネットワーク: マルチメディアネットワーク、モバイルネットワーク、ネットワークセキュリティ
アプリケーション関連科目 (IT)
ビジネスや医療、教育、環境、宇宙開発などのさまざまな分野でコンピュータを応用できる人材を育てるため、情報解析、情報利用に関する基礎知識と、それを実問題に応用するスキルを養う教育を行う。音響音声及び画像などのディジタル信号処理、自然言語処理、機械学習、仮想現実とヒューマンインターフェース、コンピュータグラフィックス、ロボティクスを制御、といったICT応用分野に関する教育を行う。
ソフトウェアエンジニアリング関連科目(SE)
大規模化、複雑化した現代のソフトウェア開発に適応できる、ソフトウェア工学の基本的な手法、 技術、ツールの知識を身につけた技術者の育成をめざす。さらに、それらを現実世界で応用できる能力を身につけるため、開発プロセス、プロジェクト管理、チーム作業などについての基本的な知識と実践的な演習を交えた教育を行う。 ソフトウェアが利用される分野は多岐にわたり、その開発においては、対象分野・環境を分析し理解することが欠かせない。また、顧客やユーザと対話し要望を聞き取る技術、競合する要求を満たしながら設計を行う技術、時間や費用の折り合いを付ける技術などを駆使する必要がある。これらの制約の下で高い品質と価値のソフトウェアを開発するための実践経験が得られる教育を行う。
総合演習 (IE)
総合学習では、2年生までに開講されている科目の知識を組み合わせて活用する演習を通して、知識の定着を図るとともに実践力と応用力を養う教育を行う。
その他の科目(OT)
産学連携教育による幅広い知識の学習、トップダウン教育、課題解決型学習(PBL)、といった理念に基づく少人数の演習型講義を通して、コミュニケーション能力、チームで働く能力、主体的な学習・企画能力、起業・企業知識、ベンチャー精神などを養う。また、キャリアデザイン教育を通して、社会人として必要とされる基礎力を養う。

卒業論文

それまでに習得した基礎知識・専門知識を応用し実践する必修科目として位置づけ、英語による執筆と最終発表を行う。指導教員と共に問題を探索・設定して自ら解決する機会であり、科学者・技術者の総合的能力を養う。具体的には、論理構成能力、英語による基礎的な職務遂行能力、研究者・ 技術者倫理、主体的に学び環境に合わせて自ら成長していく姿勢などを身につける。

教職に関する科目

中学校教諭一種・数学、高等学校教諭一種・数学、高等学校教諭一種・情報の免許が取得可能なカリキュラムを提供する。

対応表

ディプロマ・ポリシー, カリキュラム・ポリシー対応表 (学部)

大学院 [博士前期課程]

 本課程のカリキュラムは、コンピュータ理工学の基礎から応用に至るまでの専門的知識と技術を身につけて、ICT および関連産業に関わる実用的な問題を解決し、情報システムの構造と機能についての研究方法を学ぶために、専門科目、セミナー科目、研究科目、コンバージョン科目および教職関連科目の5つの科目群で構成されている。
 本課程に設置された複数の教育研究領域における専門科目は、コンピュータ理工学の基礎から応用に至るまでの専門的知識と技術を身につけるために置かれる。この専門科目は、専門的基礎を扱うコア科目とより高度なアドバンス科目とに区分され、前者の一定の単位数を必修とすることで偏りのない知識を身につけることができる。
 セミナー科目は、英語でのプレゼンテーションや課題解決等を通じて、主体的かつ能動的に学修し、より高度な知識と創造力および優れた問題発見・解決の能力を養い、英語職務能力を備えた最先端のコンピュータ・サイエンティストまたはコンピュータ・エンジニアの育成に資するものである。
 研究科目では、専門科目やセミナー科目で修得した知識や能力を元に、自己の研究テーマに沿って指導教員による指導を受けつつ主体的に研究を行い、最終的に修士論文にまとめ発表を行う。
 さらに、コンピュータ理工学以外の分野から入学する者に十分配慮したコンバージョン科目、および数学・情報の専修免許状取得要件を満たすための科目を提供している。

ディプロマ・ポリシー, カリキュラム・ポリシー対応表 (博士前/後期課程)

設置科目群構成

専門科目
・ファンダメンタルコア科目
(教育研究領域に関わらず習得すべきコンピュータ理工学の基本的な内容であり、アプリケーションコア科目やアドバンス科目を学ぶ上での基礎となる。)
・アプリケーションコア科目
(各教育研究領域に必要な基本的な内容であり、より高度な知識を身につけるうえでの基礎となる。)
・アドバンス科目
(各教育研究領域のより高度な内容を扱う。)
セミナー科目
英語でのプレゼンテーションや論文投稿等の発表科目、課題解決型学習科目等
研究科目
修士論文、課題解決型プロジェクト科目であるソフトウェア開発アリーナ
コンバージョン科目
コンピュータ理工学以外の分野から入学する者のために設けられた基礎科目
教職関連科目
数学・情報の専修免許状取得要件を満たすための科目

コンピュータ理工学研究科に設置されている教育研究領域

CS教育研究領域 (Computer Science コンピュータサイエンス)
新たな理論の発展と実用システムへの展開を視野に入れ、コンピュータ理工学の核となる基礎理論を中心とした教育研究。
SY教育研究領域 (Computer System コンピュータシステム)
コンピュータシステムの基礎として、ハードウェアとソフトウェアとを融合させた教育研究。
CN教育研究領域 (Computer Network Systems コンピュータネットワークシステム)
現代の情報通信基盤・サービスに不可欠な、コンピュータネットワーク技術の教育研究。
IT教育研究領域 (Applied Information Technologies 応用情報工学)
コンピュータ理工学の応用分野として、ロボティクス、宇宙、生体情報学、バーチャルリアリティ等の教育研究。
SE教育研究領域 (Software Engineering ソフトトウェアエンジニアリング)
ソフトウェアの開発・運用・保守を、体系的な規律を保ちながら実践するための教育研究。
PM教育研究領域 (Project Management プロジェクトマネージメント)
信頼性の高い安全なソフトウェアを開発するための基礎知識や応用技術を習得し、国際プロジェクトチームにおけるICT分野のリーダーを育成することを目指した教育研究。

大学院 [博士後期課程]

 本課程のカリキュラムは、広範かつ高度な専門的知識と技術を用いて、コンピュータ理工学および関連領域における諸問題を解決し、情報システムの構造と機能について研究を行うために必要な専門科目、セミナー科目及び研究活動により構成されている。
 専門科目では、研究分野に関する動向の把握や課題解決力、研究に必要となる倫理観及び知的財産権などの知識を学ぶ。
 セミナー科目では、英語による高度な論文執筆技術や発表能力、クリティカルシンキングによる仮説検証力、ソリューションの創出力、実装と実験能力を修得する。
研究活動では、専門科目やセミナー科目で修得した知識や能力を元に、自己の研究テーマに沿って指導教員による指導を受けつつ主体的に研究を行う。
 更に、新しい研究課題の発掘およびその解決に自発的に取り組み、最終的な成果を博士学位論文にまとめ発表を行う。

ディプロマ・ポリシー, カリキュラム・ポリシー対応表 (博士前/後期課程)

設置科目群構成

専門科目
研究分野に関する動向の把握や倫理観、知的財産権に関する科目
セミナー科目
英語による論文執筆や仮説検証科目等