-- 数字の表記について --


昔から分かっていたことだが, 数字の書き方については, 日本語にとって明らかに不条理なことがある. こういうことは, だれでも一度は気にしたことがあるのではないだろうか. 要するに, 数字が読みにくいということだ.

試しに読んで見よう.

3,592,030,368,605,495

きっと一十百千万...と数えたことだろう.
でも本来区切っているのは『数えなくてもいいために』だ.

3592'0303'6860'5495 とかけば,

3592兆303億6860万5495

とすぐ読める. 当たり前のこと. 万や億の代りに区切りを入れただけのことだから.
読めるだけでなく, この方が書きやすい. 区切りながら書いて行けるのだ.
元来日本語では4桁区切りにするのが当然なのである.
英語等の言語では thousand,million,billion,... と1000ずつ数の表示が変わるので, それに合わせて3桁区切りにしただけである. 3桁区切りは英語のためのものだ.

国際的な場面ならともかく, 日本国内で日本人同士が3桁区切りをしても何のメリットもない.
日本人同士が下手な英語で無理に会話しているようなものだ.
だから4桁区切りにするべきだ.
上のようにダッシュ(')で区切れば現状の表記との混乱も起こらないだろう.

公的な文書で数字を3桁ずつ区切ることは, 戦後まもなくできた法律で決まっていることだそうである.
もちろん, ただ欧米の慣習をそのまま受け入れただけのことだ.
それにこだわるぐらいなら, 公的な文書は全て英語にするべきである.
その方が筋が通っている.
何の意味もない3桁区切りを長期にわたって国民に強制し, 不便を強いてきた悪法は改正しよう.
なにも全てを4桁区切りにせよなどとは言わない.
『日本語で書くときは4桁に('で)区切ってもよい』とだけ書いてもらえれば十分である.

08/04/18
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