2013年ACM-ICPCアジア地区予選にて、会津大チーム入賞
11月23, 24日にかけて、会津大学がホスト校となったACM国際大学対抗プログラミングコンテストアジア地区予選が開催され、国内予選を勝ち抜いた日本とアジアの大学計40校が参加しました。会津大学は8位、国内大学順位5位と健闘しました。また、会津大チームは台湾・嘉義、ベトナム・ダナンにて開催された同大会にも遠征出場し、嘉儀大会では7位入賞を果たしました。惜しくも世界大会出場は逃しましたが、健闘をみせました。
競技は3人1組のチームによって、制限時間5時間以内での正確なプログラミング技術を競います。なお、世界大会は2014年6月にロシア・エカテリンブルクで開催され、世界各地区大会から選抜された約120チームが出場する予定です。
tanondaZukky (写真左、会津大会8位入賞、嘉儀大会7位入賞)
大竹 達也さん(4年)「アジア地区大会では、チームメイトに助けられながら何とか入賞することができました。今後も参加できる人は、悔いのないように頑張って欲しいです。」
大桃 和樹さん(4年)「今回は誤答ペナルティの差で負けてしまったこともあって悔しいです。しかし、自分が今まで出た大会の中でも、一番の結果を出せたと思います。来年こそ世界大会の切符を手に入れられるよう、精一杯頑張りたいです。」
照沼 直樹さん(3年)「会津大会は初めてのアジア地区予選でしたが、地元開催だったのでとても良い状態で大会に臨むことができました。台湾大会は初めての海外遠征だったのでとても緊張しました。移動や環境の違いによる疲労もありましたが、会津大会より良い結果が残せてとても満足しています。」
Q(5) (写真右、会津大会9位入賞)
勝田 究吾さん (4年)「アジア地区大会は初出場であり緊張もありましたが、会津大会では入賞することができたため良かったと思います。しかし、台湾大会では実力を出し切れずに残念な結果に終わってしまいました。部の仲間の今後の活躍に期待したいと思います。」
山本 憲輝さん (4年)
千田 忠賢さん (3年)「会津大会、台湾大会共に残念ながらWFへのスロットをとる事ができませんでした。次の大会ではスロットをとれるように頑張ります。」
渡部 有隆コーチ「目標としていた世界大会には僅差で届きませんでしたが、例年以上に強豪校のチームがひしめく中、選手達は大変健闘しました。今後も指導とチーム育成に注力したい。」
会津大会の様子(左)、嘉義大会の表彰式(右)
- ACM-ICPCとは?
- 1976年に始まったACM(Association for Computing Machinery)が主催する大学生を対象にした世界的規模のプログラミングコンテスト。1チーム3名の学生が、できるだけ多くの問題をできるだけ短時間で解くことを競う。世界レベルでは、大学生のプログラミング技術を競う唯一の大会として、世界大会に出場する大学、チームには国内外で高い評価が与えられる。