第38回ICPC国内予選会津大学2チームが突破、大学別順位は6位の好成績

大学生を対象としたプログラミングコンテストである第38回ACM 国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM-ICPC)の国内予選が、7月12日に実施されました。
ACM-ICPCは、全世界から300,000人以上の学生が参加する世界最大のプログラミングコンテストです。1チームメンバー3名とコーチ1名での、チーム対抗戦で行われます。制限時間内にできるだけ多くの問題を解くことを競います。

今年の予選では76校から300を超えるチームが参加しました。会津大学からは7チーム21名の学生が参加し、3時間にもおよぶ競技の末、「tanondaZukky」と「Q(5)」の2チームが予選突破を果たしました。また多数の参加校の中で、大学別順位6位という好成績をおさめました。(予選結果はこちら

今年は開学20周年を記念し、会津大学がホスト校となるアジア大会が11月23~25日に行なわれます。記念すべき大会でのさらなる健闘と、2008年以来の世界大会出場が期待されます。チームメンバーはこれから秋の大会に向け、夏休みも日々の練習を重ねプログラミング技術を磨くこととなります。


tanondaZukky  (14位)

大竹 達也さん(4年)「世界大会出場をめざし頑張ります」
大桃 和樹さん(4年)「今年は去年行けなかった世界大会をめざして練習していきます」
照沼 直樹さん(3年)「今年は会津大学でアジア大会が開催されるので、よりよい結果を残したいと思います」


Q(5) (25位ワイルドカード枠)
勝田 究吾さん (4年)「これからも練習量をより一層増やし、ベストの状態で本番に臨みたいと思います」
山本 憲輝さん (4年)「今年初めてアジア大会に進出できました。今まで以上に練習に励み、アジア大会ではベストを出せるよう頑張ります」
千田 忠賢さん (3年)「tanodaZukkyに負けないよう、世界大会をめざし頑張ります」


渡部有隆コーチ (教員紹介)
「年々強豪チームが増える中、好成績を残すことは決して簡単ではありませんが、毎日熱心に練習に励み大学代表として難関の予選を突破した学生達を誇りに思います。これからもチーム練習、夏合宿を通してアジア大会へ向けた対策をしてゆく予定ですが、これまで通り練習やコンテストを十分に楽しんでほしいと思います。競技プログラミング部としては後進チームの育成にも励み、ICPCや競技プログラミングの意義と楽しさを学内外に広めていきたいです」

大会公式サイト