ベンチャー体験工房11
ビジネスアナリティクス(分析を武器とする経営)
アナリティクスの考え方、活用方法を講義。実際のデータを活用して分析モデルを検討・構築し、社会・ビジネスで役に立つかどうか検証。

平成25年10月

10月はビジネスアナリティクス、マーケティングとは何かを学びました。それらを踏まえ、ある店舗の経営状況のサンプルをもとに売上を伸ばすにはどう したらいいかなどをチームで話し合いそれぞれ発表しました。

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講師の方のお話はいつも興味がそそられます。演習では全国の店舗の様々なデータをExcelを使い分布、相関などを分析しました。

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普段、大量のデータを統計学的に分析したことがないので良い経験になりました。

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平成25年11月

11月からは、居酒屋の口コミ評価を上げるというケーススタディで本格的に個人での仮説検証の分析を始めました。

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公開されている口コミデータをAccessやExcelを用いて、まずはじめにデータのクレンジングの方法を学びました。ステルスマーケティングや重複投稿等、 不正なデータを除き、分析を行うための下準備を行いました。

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その後、クレンジングされたデータを使用し、重回帰分析を中心に分析を行いました。その結果、居酒屋の口コミ評価は料理評価の影響が大きいという事実 が分かました。

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平成25年12月

12月は先月から取り組んでいた居酒屋チェーン店の口コミ評価向上という課題に対して、自身の仮説をもとに分析を進め、実際の業務改善や示唆だしを行いました。

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年内最後の授業では実際に一人ずつ、パワーポイントやエクセルを用いてコンサルタントの方に発表を行いました。
その後、よかった点、悪かった点等の発表内容に対するフィードバックやプレゼンテーションのコツなど教えてもらいました。

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12月には他にも、講師のコンサルタントの方々による、ビジネスにおけるデータアナリティクスの活用事例についても学びました。
我々の生活とデータ分析が意外にも深く結びついており、小売・流通など既に身近なところで活用されていることを知りました。

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平成26年 1月

1月からはSASと呼ばれる統計解析ツールを使用し、レストランの口コミデータやスーパー・コンビニの陳列データ、会津若松市の道路状況を観測した加速度 センサーのデータが配られ、各自お題を決めて新しく仮説構築から分析を行いました。

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新規受講生も加わり、同じデータを使用するグループで意見を交換しながら各自で決めたテーマに沿って仮説から分析、発表まで一連のサイクルをこなしま した。
最終日には発表会があり、12月と同様、コンサルタントの方から分析結果の批評をいただきました。

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SASの、大量のデータをグラフィカルに短時間で解析できるというパワーに驚きましたが、あくまでもSASは分析のための道具であり、仮説(目標)をしっかりと定め、そこから「価値」を生み出すことが本質的に重要であることを学びました。

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