海野 拓

フィールド

ソフトウェア・エンジニアリング

就職先

ヤフー株式会社 / R&D統括本部フロントエンド開発本部 ウェブエンジニア

東京都出身。2008年に卒業し現在はヤフー株式会社に勤務。会津の好きなものは、鶴ヶ城とおいしい日本酒。

このフィールドについて教授から一言 〜 ソフトウェア・エンジニアリング

活性知識工学講座
吉岡 廉太郎 准教授

ソフトウェアの設計と開発を中心に、品質管理とプロジェクト管理などについて学ぶことができます。ソフトウェアの設計方法、アプリケーションの構築技術、分散システムなどを含めたシステム構成、そしてチームで行う開発作業の管理方法を学ぶ科目を履修します。キャリアとしては、ITアーキテクト、コンサルタント、プロジェクトマネージャーなどの専門性を持った職種を想定しています。授業では、実際の注文にもとづいてソフトウェアを開発するプロジェクトなどを通して、開発の難しさと楽しさを知ること、コンピュータ理工学との関係を知ること、実践力をつけることを重視しています。

ソフトウェアがどのように作られているか考えたことはありますか?いまではあらゆる製品にソフトウェアが組み込まれ、身の回りには実にたくさんのソフトウェアがあります。私たちの生活はまさにソフトウェアに支えられています。品質の高いソフトウェアを効率よく開発することを実現するのがソフトウェアエンジニアリング。ソフトウェア開発のプロになって未来を支えよう!

主に取得する科目

●確率統計学 ●情報とセキュリティ ●プログラミングC++ ●プログラミングJAVA ll ●データベースシステム論 ●ウェブエンジニアリング ●ウェブプログラミング ●ソフトウェア工学l ●ソフトウェアスタジオ

英語科目

Reporting Statistical Research in English

This course covers:

  1. Basic statistical research design
  2. Interpretation of results
  3. Interpreting and reporting results in English
  4. Making software that supports experimental research

Students will produce software applications that illustrate basic principles of sample-based experimental research.
Students will also report on results using standard English expressions.

Pronunciation: Comparing English and Japanese Sound Systems

This course is a contrastive analysis of the phonology and phonetics (the sound systems) of Japanese and English. Each language's inventory of sound segments will be compared systematically, as well as the syllable structure and some phonological rules. Students will be taught to produce (pronounce) and perceive the differences between sounds in these two languages. In order to assist students in differentiating between English and Japanese sounds, both ultrasound and acoustic analysis software will be used in the classroom.

基礎科目(1学年時)

プログラミング入門

C言語によるプログラミングは会津大のような情報系の学生に取って非常に重要なスキルであるにも関わらず、充分なスキルを持たないまま4年生になっている学生が多い。この理由として、C言語の範囲が広いため、充分な概念、スキルなどを得ないまま終了し、それが後に尾を引くことが一因として挙げられる。また、後続授業(アルゴリズムなど)の要求するプログラミングスキルがかなり高い事も一つの要因である。
以上の理由により、プログラミングCのイントロダクションという位置づけでプログラミング入門を開講し、C言語の内容を、プログラミング入門とプログラミングCの2講義で1年かけてじっくりと講義することとした。併せて基本的な計算機の構造を紹介しコンピュータシステムの概念の把握の手助けも行う(関連授業として1年後期のコンピュータシステム概論がある)
本科目の目的と到達目標は以下の通りである。

  • プログラミングの概念を理解する
    →問題が与えられた時に、それを解くプログラムを作成するまでの一連の動作を見につける
  • 分岐・ループ・配列・関数などのC言語の基本概念を理解する
    →それらを利用したプログラムが記述出来るようになる
  • 良いプログラミングスタイルを身に付ける
    →他人が見て理解し易いプログラムを作成出来る
プログラミングC

前期の「プログラミング入門」の講義を引き継いで、本講義は以下のような思想に基づいて構成されている。

  • 卒業研究や、後続授業(アルゴリズムなど)などの要求するプログラミングスキルはかなり高いレベルであり、それに対応するスキルを身につける。
  • アルゴリズムに関するイントロダクションを行うことで、後続の授業への接続をスムーズにする。

本講義では、以下のようなスキルの習得を目指している

  • 前期プログラミング入門で習得したループ・配列・関数などをより理解し、有効に使用したプログラムを作成出来る
  • この授業で習得する、文字・ファイル・ポインタ・構造体・再帰を理解し、それを利用したプログラムを作成出来る
  • より大規模なプログラムを記述出来るようになる
  • グループにて一つの大きなプログラムを作成出来る
  • 簡単なアルゴリズムの理解と実装を行う事が出来る
  • 良いプログラミングスタイルのプログラムを作成出来る

専攻科目(2~3学年時)

プログラミングJAVA I

Java and technologies utilizing this language dominate current programming trends.
The goal of this course is to study object-oriented programming using Java.

Connection with Other Courses
The Java Programming 1 course is a basic course for students who would like to specialize in programming, software engineering, and designing software applications. This course is also highly recommended for students who selected hardware design as their major.

The best way to become familiar with any programming language and programming technology is to study examples. The most appropriate way to obtain Java skills is to solve real problems on an individual basis.

In our course, we introduce a large number of examples to illustrate Java concepts and we offer a set of problems for students to solve.

プログラミングJAVA II

The Java Programming II is a course for the 3rd year students who had studied basics such as objects and classes, object oriented concept, exception handling, and I/O issues in Java. This course teaches some advance topics: annotation, reflection, threads, GUI, and network programming in Java. In the first half of this course, we will study about topics related to Java language itself such as annotation, reflection, threads, GC, and GUI. In the second half, we will experience development of distributed network applications in Java on the Web.

The Java programming language benefits Internet and WWW users from access to secure, platform independent applications that can come from anywhere on the Internet. It is useful to build applications for not only distributed network but also for general-purpose. The ability to execute downloaded code on remote hosts in a secure manner is a critical requirement for many organizations. This course enables students to improve Java programming technique and knowledge to develope applications using GUI, generics, thread programming, and networking in Java.

研究テーマ(4学年時)

研究テーマ
  • Web上の会話における盛り上がりの統計的解析

インターネットにおけるコミュニケーションの特徴について研究を行いました。画像処理学講座に所属し、成瀬継太郎先生に指導して頂きました。

Web上でのコミュニケーションは主に文字が主体です。
しかし、文字は感情が伝わりにくく、いつ書き込まれたかが分かりにくいため、実際のコミュニケーションとは違いがあります。
そこで、Web上での会話の盛り上がりをグラフ化、つまり「見える化」するために、BBS上の発言間の関係性に着目しました。

関係性の解析には砂山モデルと呼ばれる数理モデルを用いて複数のアプローチによる統計的解析を行い、その結果に基づいてWeb上の会話における盛り上がりの特徴を検証していました。

積極的な姿勢を貫いたサークル・研究活動

会津大学新聞部に所属し、学内新聞の記事を書いたり、紙面構成を考えたりする活動を行っていました。新入生向けに、便利な情報を集めた特別号発刊のため、会津若松市内にある店舗に取材に行ったとがあり、これは東京出身で会津若松を全く知らない私にとって、会津若松の魅力を知る良いきっかけになりました。

大学4年生になって研究室に配属となり本格的に研究が始まると、サークル活動は引退し、代わって研究室に通いつめる毎日が始まりました。
就職活動でのアピールとなった自発的な技術習得やものづくりの姿勢は、研究においても変わらず、新しく学んだ技術や知識を積極的に研究に生かしました。
研究室のメンバーは皆モチベーションが高く、研究そのものもやりがいがあり、楽しく進めることが出来ました。
研究には「つらい」「厳しい」「大変」というネガティブな印象を持つ方もいるかもしれませんが、私にとっては良い経験、良い思い出になっています。

就職活動

就職活動と現在の仕事について

ヤフー株式会社
日本最大級のインターネット総合情報サイトYahoo! JAPAN。
インターネットを通じて、いつでも、どこでも人々の役に立つサービスを提供し続けることを使命とし、生活をより豊かに、便利に、価値あるものへと推進する「ライフ・エンジン」を目指しています。
http://www.yahoo.co.jp/

Web業界は、就職活動をはじめた当初から働きたいと思っていた業界だったため、Web業界を中心に情報通信業界で有名な企業にエントリーをし、選考を受けていました。

会津大学には24時間使用することができるコンピュータ演習室がありますが、私は授業や研究以外でもコンピュータ演習室に足繁く通い、自発的にアプリケーションを開発することで技術習得や情報収集を行い、それを就職活動でアピールしていました。

設計・構築などを手がける、いわゆるSIerを募集している企業の面接では、経験が無かったり自分の志向と合わないため受け答えに窮したこともありました。
しかしながらヤフーはWebサービスを作る「ものづくり」の企業だったので、アプリケーション開発の経験を生かして内定を頂くことができたと思っています。

現在、ウェブエンジニアとしてYahoo! JAPANが提供するサービスの開発のうち、需要が急速に高まっているモバイル向けウェブサービスの開発を行っています。
開発にあたっては常にサービスを使うお客様の目線で、使いやすいサービスを作ることを心がけています。

その他の進路イメージ

             

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お問い合わせ先メールアドレス
sad-aas@u-aizu.ac.jp

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